アート引越センター [アート引越センター]
アート引越センターの創業社長、寺田 千代乃さんの素敵な話を聞くことができました。
↓ ↓ ↓
女が子供連れで倉庫に入るとは、けしからん!
と、あのオムロンからクレーム。
緊急の無理を聞いてやってきたので「何を言うか!」
と、あのオムロンとケンカ;^_^A
そんな真っ直ぐな彼女、
自転車・バイク・車好き青年だった後の夫、
寺田寿男さんとバイクレースで知り合い20歳くらいで結婚、
運送会社を二人で始め、10台くらいの小さいトラックで鉄鋼運搬とかで事業開始。
ある日、オムロンこと立石電機から、
精密機器の緊急輸送の依頼があり、
精密機械を運べる箱付きのトラックがなかったので
1台だけあったカローラバンで、
子供二人を連れて
急遽、大阪から京都まで。
そして、冒頭の話。
・・・・
女が子供連れで倉庫に入ってけしからんと、
オムロンからクレームが付いて、
こっちは、緊急の無理を聞いて走っているのに何を言うかと、ケンカ。
<↓つづき>
オムロン側が謝ってきて、今後は専属で輸送してくれと、
箱付きのトラックを貸してくれたとか。
当時の引越し屋は、クオリティが低く、
平ボディーのトラックに家具を積んでいたそうで、
雨に濡れるし、痛むし、
2階から荷物をおろしたり、荷造りはやってくれないし、
家の人がするしかなく、不満だらけ。
オムロンの仕事が月~金だったため、
箱付きトラックは土日が空いている。
看板を「オムロン」から「引越しサービス」に書き換えて
土日は、引っ越しの依頼を受けたそうです。
で、ユーザーの不満をサービス内容に取り入れたら大受け!
すると、真似する業者が次々現れて、
電話帳の後ろの方に追いやられてきたので、
「寺田運輸引越しセンター」から
「アート引越センター」に変えたそうです。
「あ」で始まる名前にね。
引越し業者で「あ」で始まるところ結構見かけますよね、
↑ これも真似された。
ダンボールがないと聞いたら、用意してあげる。
ゴキブリいっぱいで困っていると聞いたら、
運送中の箱のなかでバルサン焚いてあげる。
クルマも運んで欲しいと言われたから、
トラックにカーキャリアをひっ付けた。(特許)
作業員が床を汚したと裁判になったので、
玄関先で靴下の交換をするようにした。
食器や、テレビをカンタンに梱包できるように
梱包機材を作った。(特許)
お客様からの提案カードは、
すぐに現場に反映するようにしているそうです。
自分から思いついた案は、だいたい失敗。
うまくいったのはお客さんの声を聞いたこと。
独りよがりはあかんのですなぁー
のちに、バイトだった子が、テレビのプロデューサーに出世して
ドラマ化されたのが、藤原紀香とぐっさんのドラマ、
「あなたの人生お運びします!」です。
このドラマを観てとっても感動した記憶があります。
日本は、やっぱりこのような優れた中小企業が支えているのでは
ないかと改めて感じたものです。いまでは大手になっていますが、
誠実で家族的な中小企業って、温かみがあっていいですよね。
↓ ↓ ↓
女が子供連れで倉庫に入るとは、けしからん!
と、あのオムロンからクレーム。
緊急の無理を聞いてやってきたので「何を言うか!」
と、あのオムロンとケンカ;^_^A
そんな真っ直ぐな彼女、
自転車・バイク・車好き青年だった後の夫、
寺田寿男さんとバイクレースで知り合い20歳くらいで結婚、
運送会社を二人で始め、10台くらいの小さいトラックで鉄鋼運搬とかで事業開始。
ある日、オムロンこと立石電機から、
精密機器の緊急輸送の依頼があり、
精密機械を運べる箱付きのトラックがなかったので
1台だけあったカローラバンで、
子供二人を連れて
急遽、大阪から京都まで。
そして、冒頭の話。
・・・・
女が子供連れで倉庫に入ってけしからんと、
オムロンからクレームが付いて、
こっちは、緊急の無理を聞いて走っているのに何を言うかと、ケンカ。
<↓つづき>
オムロン側が謝ってきて、今後は専属で輸送してくれと、
箱付きのトラックを貸してくれたとか。
当時の引越し屋は、クオリティが低く、
平ボディーのトラックに家具を積んでいたそうで、
雨に濡れるし、痛むし、
2階から荷物をおろしたり、荷造りはやってくれないし、
家の人がするしかなく、不満だらけ。
オムロンの仕事が月~金だったため、
箱付きトラックは土日が空いている。
看板を「オムロン」から「引越しサービス」に書き換えて
土日は、引っ越しの依頼を受けたそうです。
で、ユーザーの不満をサービス内容に取り入れたら大受け!
すると、真似する業者が次々現れて、
電話帳の後ろの方に追いやられてきたので、
「寺田運輸引越しセンター」から
「アート引越センター」に変えたそうです。
「あ」で始まる名前にね。
引越し業者で「あ」で始まるところ結構見かけますよね、
↑ これも真似された。
ダンボールがないと聞いたら、用意してあげる。
ゴキブリいっぱいで困っていると聞いたら、
運送中の箱のなかでバルサン焚いてあげる。
クルマも運んで欲しいと言われたから、
トラックにカーキャリアをひっ付けた。(特許)
作業員が床を汚したと裁判になったので、
玄関先で靴下の交換をするようにした。
食器や、テレビをカンタンに梱包できるように
梱包機材を作った。(特許)
お客様からの提案カードは、
すぐに現場に反映するようにしているそうです。
自分から思いついた案は、だいたい失敗。
うまくいったのはお客さんの声を聞いたこと。
独りよがりはあかんのですなぁー
のちに、バイトだった子が、テレビのプロデューサーに出世して
ドラマ化されたのが、藤原紀香とぐっさんのドラマ、
「あなたの人生お運びします!」です。
このドラマを観てとっても感動した記憶があります。
日本は、やっぱりこのような優れた中小企業が支えているのでは
ないかと改めて感じたものです。いまでは大手になっていますが、
誠実で家族的な中小企業って、温かみがあっていいですよね。
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